バリフは女性が飲むとどうなるの?女性への有効性をチェック

バリフと女性

前回はバリフの死亡率について紹介しました。
バリフを使用しての死亡例はありませんが、先発薬であるレビトラは1~2%の死亡率があることからバリフも同様であるという結論になりましたね。
また、ニトログリセリンやアミオダロンといった禁忌薬との併用も危険だとお伝えしました。

今回は、バリフをそもそも飲めない女性への効果について紹介していきます。

・バリフを飲めばもっと感度があがるのでは?
・パートナーにもバリフを飲んでみてほしい
・媚薬効果がありそう

と思ってパートナーに服用させて見たいと思っている人もいるはずです。

今回は、バリフを女性が飲むとどうなるのか、効果はちゃんとあるのか、また女性用の薬が別であるのかをチェックしていきましょう。

女性はそもそもバリフを飲めません

女性は飲めない
前述したように、女性はバリフを服用できません。
その理由は、そもそもバリフが男性のED症状を改善するために作られている医薬品だからです。

有効成分であるバルデナフィルも、女性に対しての臨床試験が行われておらず効果・効能に関しても未知数状態。
そのため、副作用だけを誘発する恐れがあるんです。

そのような危険を冒して飲みたいと思う方はいないはずです。

クリトリスの感度がアップする可能性は?

感度アップの可能性
女性がバリフを飲めないといっても、クリトリスには良い効果が期待できるのではないかとはいわれています。

女性のクリトリス(陰核)には、男性と同じように無数の血管が集まっている海綿体が存在しています。
男性の勃起はこの海綿体にたくさんの血液が集まることによって、性器が勃起します。
同じように、女性のクリトリスも興奮や性的刺激を感じると、小さいながらも海綿体に血液が一気に流れ込みサイズアップすることが判明しているのです。

男女で性器の機能やサイズが違いますが、構造が少し似ていることから血行促進を持つバリフを女性が飲むとクリトリスが勃起して感度が上がるかもしれないと推測されています。

媚薬効果は?ある?ない?

バリフは、男性の勃起不全を解決へと導く医薬品です。
そのため、男性が使用したとしても媚薬効果はありません。
これは女性も同じ。

血行促進で心臓がドキドキする人もいるようですが、それは薬の効果によるものであって媚薬とはまた別物です。

バリフによる女性への効果は不明慮

効果は不明慮

バリフは女性のクリトリスの感度アップに効果が期待できるかもしれないと紹介しましたが、この推測を裏付ける根拠は薄いといえます。

有効成分であるバルデナフィルを用いて女性を対象に実験を行った例はありません。
また、媚薬のような効果もないため安易に女性に服用させるのは、危険行為といえます。

女性は女性専用の薬やサプリメントを飲もう

女性用の薬

女性はバリフを飲めませんが、医薬品を購入できる海外通販サイトではラブグラという薬もあるようです。

バリフと違う成分・シルデナフィルが配合されており、女性の不感症や性交痛を改善するという医薬品。
女性は男性よりも繊細な生き物。
パートナーに対して好きという気持ちはあっても、性行為は苦手という方はたくさんいます。
身体がカチカチに緊張したり、性交痛のせいで性行為が嫌になったという人も。
そんな人に推奨されているのがラブグラなんです。

海外医薬品なので、声を大にしてオススメはできませんが不感症をどうにか解決したいと悩んでいる女性には適しているのではないでしょうか。

また、世の中には女性でも飲めるサプリメントもたくさんあります。
例えばDHC社が製造しているサプリメントや、それこそ海外通販で取り扱われているサイトでも女性専用の商品が盛りだくさんです。

サプリメントはバリフやラブグラと違って医薬品ではないので、身体に与える危険性は非常に低いといっても過言ではありません。

もしパートナーが不感症や性交痛で悩んでいるのであれば、サプリメントをオススメしてみましょう。

女性専用の薬・ラブグラはバイアグラと同じ成分?

ラブグラとバイアグラ

ラブグラには、シルデナフィルが配合されています。
実は、このシルデナフィルはED治療薬であるバイアグラとまったく同じ成分なんです。
バイアグラを開発したアメリカンのファイザー社によると、バイアグラに含まれるシルデナフィルを用いて女性を対象に実験を行ったところ不感症が改善されたという結果に。
しかし、まだ研究段階のままで「シルデナフィルが影響をもたらしたかどうかは不明である」と表明しています。

では、なぜラブグラという薬が既に販売されているのか?
それは、製造元が違うからです。
ラブグラはバイアグラと同じファイザー社ではなく、インドにあるアジャンタファーマ社が製造・販売しています。

不感症への効果は期待できるとはいわれていますが、他の製薬会社ではまだまだ研究が行われているので使用に関しては十二分に検討した方がいいといえます。

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