バリフで死亡事件が起きる可能性もある?真相やいかに?

バリフで死亡

前回の記事では、バリフの正しい服用方法について紹介しました。
性行為の1時間前に飲む、お酒や食事の影響もきちんと考慮するといったことが大切でしたね。
また、自分自身の身体に合っている成分量を見つけるというのも大事な点でした。

今回はバリフの死亡リスクについて紹介していきます。

「え?飲むと死んじゃうの?」と思ってしまうのはまだ早い!
実はバリフだけでなく、誤った方法で飲むと死亡リスクを高めるのはED治療薬全般でいえることなんです。

それではさっそく真相をチェックしていきましょう。

バリフでの死亡報告はないがレビトラにはある

バリフではなくレビトラ
バリフでの死亡報告はまだありませんが、先発薬であるレビトラには死亡報告があります。
「飲んでからすぐに死亡した」というわけではなく、重篤な副作用が起因して死亡してしまったといわれています。

先発薬であるレビトラの死亡率は1~2%程度といわれているため、バリフも同じ成分を配合していることから同等の死亡率があるといえるでしょう。

誰だって「バリフを使って危険な目に合いたくない」と思っているはず。
私が診てきた患者さんも、レビトラを飲むことによって心臓に危険をもたらす可能性はないのかと過度に心配をしている方もいらっしゃいました。
実際は死亡する確率は決して高いとはいえません。
もちろん過剰摂取をしたり、併用してはいけない薬と一緒に飲んだりするともちろんその危険性はグッとあがります。

併用してはいけない薬と飲むと危険

バリフの併用禁忌

バリフと併用してはいけないという薬とは一体何なのか?
もちろん市販される薬やサプリメントとは基本的に併用してもOKです。しかし、医薬品同士では飲み合わせがかなり悪いものも。
EDとは別で持病がある、普段から違う薬も飲んでいるといった人は特に注意したほうがいいといえます。

【併用禁忌薬】・硝酸剤およびNO供与剤
ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど。・リオシグアト・CYP3A4を阻害する薬
アタザナビル、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビル、コビシスタットなど。

・クラスIA抗不整脈薬
キニジン、プロカインアミドなど。

・クラスIII抗不整脈薬
アミオダロン、ソタロールなど。

上記の薬の中でも、硝酸剤およびNO供与剤は絶対に併用してはいけません。

例えばバリフとニトログリセリンを一緒に飲んでしまうと、急激に降圧作用をもたらして心臓へと負担がかかり心停止してしまう危険性があります。
ED治療薬と硝酸剤の併用は、非常に危険な組み合わせなのでこれまでニトログリセリンを飲んできた人はバリフを飲まない方がいいといえます。

併用禁忌薬を服用している、またはその薬で持病や病気を治療した経験があるという人は自己判断でバリフを使用せずに医師と相談したほうがいいといえます。

死亡するリスクを回避するためには?

危険回避法

どのようにしてバリフの死亡リスクを低下させればいいのか?
という疑問を持っている人は下記をチェックしましょう。

【死亡リスクを回避する方法】

・飲み方をきちんと守る
お酒やグレープフルーツといった飲料や、併用禁忌とされる薬と一緒に飲むと副作用を増強して身体に負担をかけてしまいます。
併用禁忌は先ほども述べたように、最悪死にいたるケースも。
そのため、飲み方はきちんと守るべきなのです。

・過剰摂取しない
効果がなくとも、バリフはその日のうちに追加服用してはいけない薬です。
追加で増やしても効果は増強せず、副作用だけ招く危険性があります。

・信頼できそうなサイトで購入する
海外通販サイトのみで購入できるバリフは、偽薬を買ってしまう危険性もあります。
そのためユーザーの信頼度が高い通販サイトを利用するようにしてください。
偽薬は身体にどのような危険をもたらすか分からないため、非常に危険です。

上記の点は、非常に大事なポイントです。

バリフで失敗しないためにも、3つのポイントをしっかり守りましょう。

バリフを飲む前にレビトラ処方を受けよう

バリフの前にレビトラ

いかがでしたでしょうか?
今回紹介したポイントは以下の通り。

・バリフで死亡した例の報告はないが、先発薬・レビトラにはある
・バリフの死亡率はレビトラと同じく1~2%ほどだといわれている
・死亡リスクを回避するには併用禁忌薬を飲んでいないかをチェック
・正規の飲み方を遵守する
・海外通販で偽薬を買わされないようにする

バリフは海外通販でしか購入できないため、死亡したとしても自己責任扱いとなります。
通常、国内で処方を受けた薬を飲んだ後に死亡してしまうと、副作用救済制度が適応されてます。
しかし、バリフは個人が自己判断で輸入している薬なので、購入・使用はすべて自己責任となり副作用救済制度は適用されません。
つまり、保証は一切効かないというわけなのです。

そのため、まずは医療機関でレビトラを飲める身体なのかどうか、今服用している薬とレビトラを併用しても大丈夫なのかなどきちんと専門医と相談してください。
個人的には、一度レビトラを飲んでみてかバリフに切り替えるという手法がオススメです。

バリフは、レビトラと同じ成分を配合していながらも、低価格で購入できるという魅力な面もありますが使用の際には十二分に必要性を検討しましょう。

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