前回はバリフの効果について紹介しました。
即効性に優れているけど、性的刺激や性欲がない限り勃起は起きないという内容でしたね。また作用時間も20mgであれば7~9時間も持続することが分かりました。
今回はバリフの飲み方について紹介していきます。
「挿入する直前に飲めばいいのでは?」と思っていませんか?
バリフは、性行為を始める1時間前に飲まなければいけない薬です。
「飲めばすぐ勃起する!」というわけではありません。
また、バリフは20mgのみが販売されています。いきなりバリフ初心者が20mgを一気に飲んでもいいのでしょうか?
さっそく詳細をチェックしてきましょう。
【バリフの基本的な飲み方】
服用できる量 | 1回1錠(バルデナフィル20mgまで) |
服用するタイミング | 性行為の1時間前 |
服用できる回数 | 1日1回までとし、服用間隔は24時間以上 |
いきなり20mgはちょっと危ないかも
初めてバリフを飲む人は、10mgからスタートするようにしましょう。
初心者の人がいきなり20mgを飲むと、思いのほか体と成分量が合っておらず、副作用を顕著に感じてしまう可能性があります。
そのような事態を避けるためにも、まずは成分量を調整することから始めましょう。
しかし、バリフは20mgだけが販売されています。
どうやって10mgにするのか?
そんな時に役立つのがピルカッターなんです。
ピルカッターとは、その名の通り薬をカットするように製造された道具のことです。
マツモトキヨシやドラッグイレブンはもちろんのこと、100均一のダイソーやセリアでも購入できます。
意外にも病院やクリニックでは取り扱いがない場合もあるので、市販されているピルカッターを買った方が手っ取り早いかもしれません。
バリフは成分量を調整しながら服用しましょう。
飲んですぐ勃起するわけじゃない?
バリフは前述したように、すぐに勃起効果をもたらしてくれる薬ではありません。
そのため、パートナーに挿入する直前に飲むのではなく、性行為を始める1時間前にサッと飲んでおきましょう。
勃起には性的刺激や性欲、興奮が必要不可欠。
これはバリフを飲んだ後でも同じです。
バリフはあくまでも勃起を補助する薬。そのため勃起をさせたいと思った時は、どうしても性的刺激や興奮が必要なんです。
700キロカロリー未満の食事なら効果に影響はない?
バリフは、通常のED治療薬とは違って700キロカロリーまでは効果に影響を与えないといわれています。
そもそも食事による影響とは一体何のか?という点から確認していきましょう。
バリフは基本的に空腹状態で飲む薬です。
薬を飲むと聞くと、食前や食後または食中ですよね。
しかしED治療薬に該当するバリフは、空腹状態で飲むことによって最大の効果を引き出すのです。
これは先発薬であるレビトラも同じ。
人間が食事をした後、胃の中では料理による油がたくさんついています。
バリフは飲んだ後、胃の中で吸収されますが油がベットリついていると体内に吸収されません。
そのため、できるだけ空腹状態のまま、なおかつ性行為の1時間前に飲むのが基本なんです。
しかし、中には食事デートをしてからベッドインするカップルもいるはず。そんな時は食事のカロリー数を700未満になるよう抑えてください。
例えば親子丼やざるそば、えび天うどんといった料理はすべて700キロカロリー未満です。
えび天うどんは700手前くらいなので、親子丼やざるそばの方がオススメ。
油を多く使っている料理は控えるようにしましょう。
お酒は控えたほうが得策
少し緊張感を解きたい、そんな時にはお酒の力を借りますよね。
リラックスした状態で性行為に挑む人もいるのではないでしょうか。
しかし、バリフを飲む予定がある日に限っては、お酒は控えめにしたほうが賢い選択です。
確かにリラックス効果もありますが、お酒は飲みすぎると血流アップ効果が働いて酔いやすくなったりフラフラ状態になったりする危険性もあるんです。
とくにバリフはレビトラの即効性を受け継いでいるので、併用してしまうとダブルの血流アップ効果で大変なことになってしまいます。
バリフを飲む日はお酒は控えめにするか、飲まないでおきましょう。
また、副作用を増強する恐れのあるグレープフルーツジュースにも要注意。
グレープフルーツに含まれるフラノクマリン酸は、薬の成分を体内に長く滞留させる作用があることが判明しています。
長く体内に留まるのはバリフの副作用をより強く引き出してしまう危険性があるので、飲む時は水またはぬるま湯で使用しましょう。